柴田ロータリークラブは昭和39年1月8日、白石ロータリークラブをスポンサークラブとして設立、11月8日国際ロータリーから認証を受け、チャーターナイトを小原温泉「いづみや旅館」にて挙行、本年度57年目を迎えました。
以来、意義ある事業の基礎として奉仕の理念を奨励し、これを育んでおります。これからも会員一同『奉仕の理想』のもと、一人一人が、個人として、また事業および会社生活において、日々、奉仕の理念を実践してまいります。
柴田町は仙南地域の北東部に位置しています。町の中央部を白石川が流れ、町の東部で阿武隈川と合流しています。仙台都市圏と隣接し、国道4号柴田バイパスやJR東北本線、阿武隈急行線など交通の便がよいこともあり、仙台のベッドタウンとして発展しています。また、先端技術や機械、電気、食料品などの工場が進出し、工業生産でも県内有数の規模を誇っています。商業についても大規模店の出店などにより集積度を高めており、農業では稲作をはじめ、四季折々の花きの栽培が盛んなことから、町の特産品として県内外へ多く出荷しています。
船岡城址公園、白石川堤の一目千本桜は全国でも屈指の桜の名所であり、毎年多くの
観光客が訪れています。平成28年3月には、この2カ所を結ぶ「しばた千桜橋」がグランドオープンしました。
春の「桜まつり」、夏の「紫陽花まつり」、秋の「曼珠沙華まつり」と「大菊花展」さらに、冬の「光のイベント」など、四季折々のイベントを通じて、柴田町の魅力をアピールし、ますますにぎわいを見せています。
私たち柴田ロータリークラブは創立から現在まで六十二年間、絶えることなく地域奉仕への精神を第一に活動してまいりました。
地域がより良く変化していくために、私たちロータリークラブは昔も今も、そして未来も活動を続けてまいりますのでご理解、ご協力くださいますようよろしくお願い申し上げます。
さて、本年の当クラブは「TAKE ACTION」をテーマに掲げました。
時代や情勢が変われば地域のニーズも変わりますし、それらを敏感にキャッチしながらその時々に適した形を発信する必要があります。ロータリーの本質的な部分は大切にしながら固定概念にとらわれず、知恵を出し合いながら新しい一歩を積み重ねる、そのような一年にしていきたいと考えております。
具体的な活動としては、心身の健全な成長に寄与するサッカー大会の開催、小学生に命と向き合っていただくカブトムシ事業、町内に暮らす外国人留学生との交流等、それら継続している事業をブラシュアップし実施してまいります。
また未来を担う子供たちへ向けた事業や、一般の方へロータリークラブを良く知っていただく説明会、会員同士や同じような志で活動されている方々と親睦を深めるこれまでにない形での例会実施など、新たな事業にチャレンジしたいと考えております。
地域により良いインパクトを与えるために、主体的で能動的に活動してまいりますのでご指導ご協力の程よろしくお願い申し上げます。TAKE ACTION!
会長
松浦洋平